IYAHでは何ができるの?

IYAHでの活動は「チームでの活動」「イベントへの参加」の2つに分かれます。
大学生は14のチームのいずれかに所属して定常的な活動を行いながら、イベントに参加していくことになります。

チームでの活動

チームでの活動は非常に多岐にわたっています。
それぞれの興味関心に合わせてチームに所属し、自分がやってみたい・学んでみたいことに本気で取り組むことができます。

 

イベントへの参加

イベントには子ども向けと大学生向けがあり、どちらも数多く開催しています。

子ども向けのイベントは、大規模イベントの「ぼくらの町」をはじめ、普段できない体験に挑戦するチャレンジの現場、楽しいだけではなく思考力などを養えるボードゲームカフェなど、様々なプログラムを開催しています!

大学生向けのイベントも充実しています。
ガチ対話を行う「ダイアローグ・プレイス」将来社会で役立つスキルを身につけるためのさまざまな研修、メンバーとの親睦を深めるためのIYAH TALK ROOM」など、メンバー同士の交流を深めたり、自身の学びにつながったりするようなイベントが盛りだくさんです!

子ども向け、大学生向けどちらのイベントにしても、イベントの成功には、企画者だけではなく、参加者の協力が不可欠です。IYAHでは、参加者が単にイベントに参加するのではなく、イベントの成功へと導くために主体的にイベントに参加することを大事にしています。

 

主なイベントの内容は以下のとおりです!

スクール

年に数回「スクール」という子ども向けの大規模イベントを行っています。スクールの主なプログラムとして「ぼくらの町」「アドベンチャーハイク」があります。

ぼくらの町
子ども向けイベント「ぼくらの町」では、毎年200人以上の小・中学生が参加しています!
「ぼくらの町」は子どもたちが作る子どもたちのための町です。「ぼくらの町」がどんな町になるかは子どもたちの行動次第。よりよい町にするため、自分たちにできることは何か、みんなで真剣に考えます。
本格的な社会体験を通じて、子どもたちが社会への関わり方を楽しみながら学ぶことができます。大学生も「ぼくらの町」の一員です。
子どもたちの企業での仕事がより良いものになるようサポートする企業リーダー、子どもたちと一番近くで関わるホームリーダー、「ぼくらの町」を盛り上げたり、町で安心安全に過ごせるように支える本部リーダーの3つの役割があります。
与えられた役割のもと、自分たちができることを考え、子どもたちの学びをサポートします。
〈職業体験〉
「ぼくらの町」には銀行や役場、テレビ局など多くの企業があり、子どもたちはその中の一つの企業に社員として働くことになります。企業リーダーが企業での仕事内容や目標を考えて作っています。
企業の名前にはたくさんの思いが込められています。例えばレストランは「レストラン スプーン」という企業名です。これは「ご飯を食べるときの幸せな気持ちをスプーンのようにすくう」というような意味で名付けられています。
企業での職業体験を通して、子どもたちは働くことの意義、協力の大切さを学ぶことができます。

〈経済体験〉
子どもたちは各企業で働いて毎日給料をもらうことができます。そのお給料は自分の好きなことに使うことができます。企業で買い物をしたり、レジャー施設で遊んだりと、様々な使い道があります。
自分で働き、働いて得たお金でものを買い、そのお金が誰かのお給料になる、という経済の仕組みを子どもたちが感じられるようになっています。

〈政治体験〉
ぼくらの町には議会があり、住民調査をもとに町の不満や改善すべきことを話し合い、法律の改正などを行います。過去にはこの議会での話し合いで実際に法律が変わったことも。
「社長会議」では、各企業の代表者「社長」が企業の情報を共有したり問題を話し合ったりします。代表者としての責任感や、町を良くしたいという思いを子どもたちに持ってほしいと思っています。

アドベンチャーハイク
「アドベンチャーハイク」とは…
フィールドに散りばめられた数々の謎や試練に、子どもたちが仲間と協力して挑む、adventure(冒険)とhiking(散策)を組み合わせた体験型謎解きゲームです。作り込まれた世界観が「アドベンチャーハイク」の魅力の一つ。子どもたちが主人公として世界観に入り込むことで、「知恵」「勇気」「遊び心」を最大限に活かすことができます。
世界観を作り出すのに必要なカード、衣装、試練などは大学生が制作します。

試練に挑むにはグループのメンバーとの協力が欠かせません。試練を通して、子ども同士のコミュニケーション、グループでの助け合いが活発になっていきます。
それぞれのグループには大学生がつき、子どもたちといっしょに試練をクリアします。子どもたちと間近で関わり、学びと成長をサポートしています!

過去のアドベンチャーハイクの記事もぜひご覧ください!

会員活動

小学生・中学生・高校生の会員を対象に、さまざまな活動を行っています。家庭や学校でもない「第三の場」ならではの学びを提供します。
大学生はイベントの企画を行ったり、参加者として会員と関わることができます。長期的に関わることで、子どもたちとの関係性を築くことができます。

チャレンジの現場
自然体験や化学実験、対話や交流を重視した、日常ではなかなかできない体験にチャレンジします!
やったことがないことや、普段なかなかできないことにチャレンジすることで、子どもの独創性や知的好奇心を刺激します。
大学生の助けを得ながら取り組むことができるため、成功体験を生み、自己肯定感を育みます。

季節の行事
季節ごとの会員でのイベントを積極的に行っています。
年明けには初詣と新年会を行います。気持ちを新たに子ども同士が互いに自己紹介・名刺交換をします!
年末には忘年会を兼ねたクリスマスパーティを開催しています。プレゼント交換をしたり、大学生がサンタの仮装をしたり、毎年大盛り上がりの企画です!

カルティベーターゼミ
カルティベーターゼミは中学生・高校生を対象にした企画です。
対話を通して自己理解を深めたり、将来のことを考えたりする中で、自己のアイデンティティを確立し、将来への見通しを持つことを狙っています。

グループ活動

たくさんの子どもたちや大学生が一緒に活動しているIYAHでは、所属している仲間同士の人間関係が希薄になってしまいがちです。「グループ活動」では10人程度の小グループに分かれ、月に1回程度のペースで継続的に活動を続けていきます。少人数だからこそ、会員同士の仲を深めることができ、子どもたちが自分なりに考え行動できる機会も増えます。

研修

子ども向けのイベントに向けた研修や、将来社会で役立つスキルを身につけるための研修を受けています。
子どもと接する上でのノウハウや、主体性、コミュニケーション能力、課題解決力といった、大学の授業ではあまり扱われない学びを得ることができます。

 

一方向的なレクチャーだけでなく、グループワークを通して学生同士で対話をすることもあります。
学生同士で協力して「たのしくて ためになる」企画を考えてみるというプログラムもあり、自ら本気で考え学びを深めることができます。

実は、研修の企画・運営、講師を務めているのも大学生です。専門家の指導の元、学生が主体となって、自分たちに必要な学びを提供してくれています。