こんにちは。名越和です。
今回は、サマースクール2018「ぼくらの町」の企業について紹介!
今年の「ぼくらの町」には、全部で16企業が存在しました。
「ぼくらの町」での4日間、子どもたちは毎日仕事へ向かいます。
子どもたちは、そこで何を経験したのでしょうか。詳しく紹介していきます。
企業一覧 ☆気になる企業をクリック!☆
ぼくらの町役場
ぼくらの町の行政を支える企業「ぼくらの町役場」!
ぼくらの町役場の仕事はたくさん。
まずは、住民みんなから税金と保険料を集めます。
ここで集められた税金は町役場の社員の給料だけでなく、その他の公企業の運営や
町議会議員の給料に当てられます。
さらに忘れ物の管理をします。机の上には忘れ物が並べられてありました。
歌集が見つかったと喜ぶ言葉も聞こえてきましたよ。
今年はぼくらの町おこしコンテストを開催しました。
多くの住民がより良い町をつくるために試行錯誤していました。
高見 史織リーダーの「ここ、こだわった!」
今年は、「ぼくらの町おこしコンテスト」を開催!!
「ぼくらの町」をより良くするためのアイデアを住民から集めました。
役場の子ども達も一生懸命アイデアを考えたり、コンテストの審査員に挑戦したりしました。
一人ひとりのステキなアイデアが、町を良くしていくのだ!と、
役場の子ども達も実感できていました!
ぼくらの町銀行
全ての企業はまず、企業を回していくために「ぼくらの町銀行」からお金、
すなわちガバスやガバチョを借ります。
初日には数えることのできないほどの大量のガバスを扱い、
全企業の運営の助けとなりました。
それだけではなく、ぼくらの町の住民1人1人がガバスを預けることもできます。
1日ごとに利子もつくので多くの人が利用したのではないでしょうか。
今年も行われたサマーロトリー宝くじ。当選発表の時間には掲示板の前に
人だかりができています。
そして、銀行の前には当選金額の支払いを待つ、大勢の喜びの顔をした子どもたちが…!
槌田 梨奈リーダーの「ここ、こだわった!」
外国で使われるお金を展示する、「世界のお金展示展」を開催しました!
この展示によって、少しでも外国の歴史や文化に興味を持ってもらえたら
という思いから開催が決定しました。
たくさんの外国のお金を目にした子ども達は、みんな興味津々でしたね!
警備会社セキュリタス
ぼくらの町の安全を守り、住民に安心を与える「警備会社セキュリタス」!
ぼくらの町をパトロールして、良い行いにはグリーンカードを、
危ない行為にはイエローカードを出します。
みなさんはグリーンカードをもらえましたか?
朝のつどいでは、みんなの前に立ってラジオ体操のお手本をしてくれました。
元気いっぱいのセキュリタスの体操をお手本にして、
皆さんも素晴らしい1日のスタートをきることができたのではないでしょうか。
銀行で各企業がお金を引き出す時には、セキュリタスの社員が取り囲み
しっかりと警備してくれました。
田中 綾菜リーダーの「ここ、こだわった!」
笛の合図で敬礼!「ぼくらの町」をパトロール!
いい行動にはグリーンカード、危険な行動にはイエローカードを出して
町の安全を守ったよ!
まずはセキュリタスのみんながルールを守ったり、元気なあいさつをしたり
みんなの手本となって行動することで、よりよい町を目指しました。
レストランスプーン
ぼくらの町に住民の元気の源となる食事を提供する企業、「レストランスプーン」!
みんなのごはんの配膳を丁寧にします。運びにくいお茶もきっちりと運んでいます。
合掌の前には、みんなの前に立ちごはんのうたを歌いました。
2・3日目には各企業の人達がみんなでたべるお弁当の販売をします。
食堂の中からはごはんの歌が…。
レストランスプーンのおかげで歌をうたう習慣が出来ていますね。
最終日にはレストランスプーンの社員から住民全員に箸置きのプレゼントがされました。
この箸置きは社員たちがまごころをこめて丁寧につくったものなのです!
今井 萌絵リーダーの「ここ、こだわった!」
レストランスプーンのモットーは、「まごころ」です。
まごころとは、自分ではない誰かのために尽くす気持ちのことを言います。
「ぼくらの町」の住民やリーダーたちの笑顔を見るために、
まずは社員が笑顔でいることを意識し、最終日にはみんなに箸置きをプレゼントしました。
甘味処なごみ
ぼくらの町には2つのカフェがあります。
まずは、和をモチーフとしたカフェ「甘味処 なごみ」!
メニューはうちわに書かれており、風情を感じました。
非常に和やかな雰囲気で癒される空間が出来上がっています。
みなさんはこの和の空間で安らぐことができましたか?
注文をきっちりと聞き確認もしたら、てきぱきと用意してお客様に提供します。
抹茶ラテは非常に飲みやすい味となっており、子ども達もおいしそうに飲んでいました。
3日目の途中に行ったところ多くの商品が売り切れになっており、
甘味処なごみの人気度合いがよくわかります。
久住 直子リーダーの「ここ、こだわった!」
今年の甘味処なごみには、「ぼくらの町」に、ホッと一息つける空間を作ろう
という想いが込められています。
そんな空間に必要なのは、まず社員自身の和やかな気持ちです。
そのために、席やテーブル、キッチンの配置などにこだわり、
働いていてストレスの少ない空間づくりを目指しました!
Oasis
もう1つのカフェは南国をモチーフとしたカフェ「Oasis」!
Oasisでは夏らしい雰囲気が漂っています。
ケーキやお菓子セットや飲み物と様々なものを売っています。
こちらのカフェも常に大繁盛でしたが、特に人気であったのは
企業説明会のビデオ内で三栗野リーダーが紹介していたレモネード。
ぼくらの町を歩いていると、「Oasisのレモネードを飲みにいきたい!」
という声が聞こえてくるほどです。
みなさんはOasisで何を食べたり飲んだりしましたか?
北浦 瑞穂・三栗野 優希リーダーの「ここ、こだわった!」
今年はレモネードを推しメニューとして営業しました。
アメリカで広く行われている活動にレモネードスタンドというものがあります。
子ども達が初めて自分の力でお金を稼ぐという点で、この活動はサマースクールと
通じていると思ったのです。
自分で考え実行するきっかけになればと想いを込めました。
ちんどんさまぁ
企業の宣伝を一任する企業「ちんどんさまぁ」!
どの企業も、ぼくらの町で宣伝するためにちんどんさまぁに依頼します。
宣伝方法は、新聞・夕べのつどい・ちんどん・ポスター・CMと様々です。
この中でもアドバルーンは今年から登場した宣伝方法です。
ヘリウムのアドバルーンに企業名を書いて、3階ロビーなどに飛ばしてもらいます。
ただ企業名を書くだけでなく書く企業の要望に応えてデコレーションをしてくれます。
ちんどんさまぁの影響力は絶大。
みなさんも、ちんどんさまぁの広告に大きく影響をうけたのではないのでしょうか?
原田 奈々代リーダーの「ここ、こだわった!」
今年は新たな広告方法としてアドバルーンを導入!
制作担当者はバルーンを見る人のために、フォントや色にこだわりを持って仕上げました。
大きな風船のインパクトに負けない、子どもたちの思いが詰まった手書きの広告に
多くの人が足を止めて見入っており、広告の効果は絶大でした!
THE DAILY SUMMER JOURNAL
ぼくらの町で新聞を制作する企業「THE DAILY SUMMER JOURNAL」!
町議会や社長会議など様々なところに取材に行き、多くの人にインタビューをします。
取材内容は新聞にして、朝のつどいで販売します。
ぼくらの町の住民のみなさんは、必ずやTHE DAILY SUMMER JOURNALの新聞を
見たことでしょう。
とても見やすく、読みやすい新聞でしたがきっちりと読みましたか?
この新聞はTHE DAILY SUMMER JOURNALの社員が、
より良い新聞を作るためにはどうしたらいいのかを考え抜いた結晶なのです。
黒川 祥・大原 有希絵リーダーの「ここ、こだわった!」
仕事の分担を明確にして丁寧に説明することで、自分の役割をしっかり意識して
仕事に取り組めるようにしました。
また、みんなで一つの新聞を作ることの達成感を大事にしました!
みんなで一緒に仕事をする楽しさを感じてもらい、サマースクール以外の場所でも
積極的に協力して活動できるようになってもらえれば幸いです。
SSTV
毎日、朝のニュースを提供する企業「SSTV」!
ぼくらの町のイベントを取材したり、いろんな企業に取材に行ったりしました。
アナウンサー・カメラマン・ディレクターと仕事を分担して番組をつくります。
SSTVの朝のニュースを住民みんなは楽しみに待っていました。
番組制作はとても大変な仕事ですが、自分たちで完成させた番組を見ることは
非常に達成感があったはずです。
CMもあり本格的なニュース番組でした。皆さんSSTVのニュースはどうでしたか?
重松 智紀リーダーの「ここ、こだわった!」
SSTVでは本物のテレビ局らしさを出すことにこだわっていました!
特にビデオカメラは最もテレビ局らしさを出せるアイテムなので、ハンディカメラではなく
業務用ビデオカメラをレンタルしました。
壊れなくてよかったです。
ぼくらの大社
ぼくらの町でみんなの幸せを呼び込む企業「ぼくらの大社」!
2日目には各企業を訪れて開業祈願をし、商売繁盛と社内安全を祈ります。
その他にも立派な鳥居の前で、お守りや絵馬などを売っています。
巫女服をきた社員さんが丁寧に説明しています。
みなさんはどんなことをお祈りしましたか?
3日目に行われた夏祭りは、ぼくらの大社が主催です。今年の夏祭りも大好評!
浴衣を着て楽しんでいる子ども達の姿がたくさん見られました。
野田 大晴リーダーの「ここ、こだわった!」
ぼくらの大社ではお守り・おみくじ・絵馬の販売や開業祈願のお祓いを行いました。
シンボルである鳥居や、さい銭箱はリーダー達お手製の自慢の一品です!
神棚や神具も本格的なもので、そうした小道具にとても力を入れていたので、
気がついてくれたなら嬉しいです!
おもひで屋
ぼくらの町のお土産を販売する「おもひで屋」!
公式ガイドブック・格言はがき・ロマンの湯の石鹸・缶バッチなど
様々なものが売っています。
たくさんの魅力的な商品の中で何を買うのか必死に考えている子ども達の姿が
よく見かけられました。
そのお土産はお父さん宛かな?お母さん宛かな?それとも自分用?
リーダー宛てに買っていく子ども達もいます。
お客さんに向けて、列を整理するようにテープで誘導をつくる工夫もみられました。
小松 桃子リーダーの「ここ、こだわった!」
今年はお土産にラッピングをし、メッセージカードを添えられる
サービスを導入しました。
子どもたちが一生懸命働いたガバスで大切な人へお土産を買い、
日頃の感謝や夏の思い出を伝えるメッセージを書く姿を見ることができました。
ロマンの湯
ぼくらの町のお風呂で癒しを提供する「ロマンの湯」!
古代ローマをモチーフにしていることが衣装からも感じ取れました。
限られた時間でいかに住民みんなにゆっくりしてもらえるか試行錯誤しました。
みなさんはくつろぐことができましたか?
また、ロマンの湯ではカラフルな石鹸を作成します。
社員みんなが楽しそうに新しい形を考え、たくさん売れるよう工夫していました。
その成果もあって今年の石鹸は大好評で完売したそうです。
名越 和リーダーの「ここ、こだわった!」
大切にしてきたことは、就職してくれた社員たちが楽しんでもらえることです。
そのために、企業の時間にできる限りみんなの要望に答えられるよう
常に考えていました。
また、短い時間をフル活用して、住民みんながお風呂で癒されるように頑張りました!
SSExpress
ぼくらの町の運搬と元気を提供する企業「SSExpress」!
SSExpressは本部リーダーから依頼を受けて、荷物を運んで書類を書いたら仕事完了。
仕事が終わった後の社員たちの挨拶は元気いっぱいでした。
それだけでなくSSExpressは住民みんなの水筒を運ぶという仕事も行います。
1階でみんなの水筒に水をくんで、3階まで運びます。その数はなんと150本以上!
水の入った水はとても重い。この重労働をSSExpressの社員は平気そうな顔をして
こなしていました。社員のみなさんはとても力持ちですね。
西岡 幸輝・野口 雅貴リーダーの「ここ、こだわった!」
今年のSSExpressは、社員に「物を届ける大切さ」を感じてもらいつつ、
「ぼくらの町」に貢献できる企業を目指しました。そのために、帽子の改良や
制服の新調を行い、社員に仕事をしている実感を持ってもらえるようにしました。
また、住民の健康を守るための「水筒業務」も取り入れ、町のみんなに
貢献できる機会を作りました!
Entertainerガリレオ
みんなに夜のイベントを提供する企業「Entertainerガリレオ」!
液体窒素や花火を使ったサイエンスショーを行いました。
薔薇がバラバラになったり、ピンポン球が回転したり、
線香花火が水の中で消えなかったりと驚きの連続でした。
みなさんも楽しんだことでしょう。
リーダーも社員も笑顔で生き生きとステージに立っていました。
3日目のサイエンスショーの最後には、ガリレオの社員からアイスがふるまわれました。
住民みんなが待ちきれずにアイスコールを元気いっぱいにしていました。
黒川 託廊リーダーの「ここ、こだわった!」
今年は、3日目に「ダイラタンシー体験会」を開催しました。
牛乳のような白い液体は、なんと、水と片栗粉だけで作られていたんです!
おうちでも作ることができるので、ぜひ科学の世界をご家族で体験してみてください!
プレイパーク
体を使った遊びを提供する企業「プレイパーク」!
今年の遊びはゴルフ・平面ダーツ・テーブルホッケーの3つ!
これらすべてが今年の新作なのです。入り口でガバスを払って、
プレイパークの社員から遊び方をしっかりと教えてもらったらゲームスタートです。
ゲームがはじまったら子ども達もリーダーもみんなが真剣モード。
終わった後の顔は、思うような成果がでなくて残念そうな顔、
逆に納得の成果が出て満足そうな顔と様々です。
そのような顔は、みんながルールを守り真剣にプレイしたからこそ生まれたのでしょう。
河本 晟爾リーダーの「ここ、こだわった!」
“お客様に楽しんでもらうために、社員一人ひとりが工夫を凝らすこと”を大切にしました。
ゲームの値段や得点、1ゲームあたりのプレイ数、タイムセールにランキング上位者だけの
割引などなど、プレイパークのシステムは子どもたちが考えたものばかり!
みんなの力で素敵な遊び場ができました!
アトリエ・ルピナス
想像と創造を提供する「アトリエルピナス」!
昨年に引き続き登場した「まっくらくらくら」。暗闇の中お題の絵をかきます。
カークラフトでは、世界に1つだけのオリジナルの車を作り走行距離で競いました。
上位の人はランキングボードに名前が記されます。
ランタン作りでは、夏祭りで使用するランタンを作成!
夏祭りできれいに輝いていましたよ。
最後に紹介するのはコースターづくり。このコースターは持って帰ることができます。
子ども達は真剣な表情で楽しみながら作成をしています。満足のいく作品は作れたかな?
葛籠 香帆リーダーの「ここ、こだわった!」
どのようにしたらお客さんが楽しく過ごせるかを、社員が自由に考え行動できるよう
決まり事は最低限にしました。
想像力を働かせて社員の力で企業を作っていきます。
みんなが達成感と充実感を味わえるように、与えられた仕事をするのではなく、
自分で見つけた仕事ができるように声掛けを行っていました。
名越和(広島大学1年)