こんにちは!坂本直哉です。
2018年8月16日(木)〜19日(日)の3泊4日で、
サマースクール2018「ぼくらの町」が行われました!
三滝少年自然の家での開催です。
今年もたくさんのお申し込みをいただき、
約140人の子ども達が参加してくれました。
「ぼくらの町」では、
仲間とともに“企業”で働き、自分たちで稼いだ
独自通貨である“ガバス”や“ガバチョ”で生活します。
この「ぼくらの町」で、子ども達がどのような3泊4日を過ごしたのか
さっそく振り返ってみましょう。
▽4日間のプログラムです▽
<1日目>
集合
広島平和記念資料館前で、ホームグループ(通称:ホーム)ごとに集合!
ホームとは、「ぼくらの町」で、
一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったり、眠ったり、
家族のように3泊4日を共に過ごす小集団のことです。
各ホームには、オレンジ色のシャツを着たホームリーダーがいて、
サマースクールが楽しいものになるように全力でサポートしてくれます!
初参加の子も、常連の子も、
これから始まる「ぼくらの町」に対して
様々なドキドキを胸にリーダー達と話していましたね。
集合が完了すれば、バスに乗って移動開始!
開校式
中野リーダーの司会で、
「ぼくらの町」の始まりである開校式が行われました。
篠原校長先生のお話の後、
今井リーダーの指導で、「大きなうた」を大きな声で歌いました。
歌には、みんなをつなぐ力があるのではないかと思います。
続いて、野邑リーダーから社会機構に関する説明がありました。
ぼくらの町には、みんなが守らなければならない
三つの誓い、憲法、法律があります!
ここで生活するにあたって、みんなしっかりと話を聞いていましたね。
そして、住民の証であるパスブックが配られました!
また、この町で暮らしていくのに欠かすことの出来ない“ガバス”。
町長からみんなにガバスと財布が、初日のプレゼントとして送られました。
みんな、大切なガバスは財布の中に入れておかないと!
企業説明会/企業研修
いよいよ、お待ちかねの企業説明会!
この町でみんなが働く企業を決める時間です。
企業リーダーが自分たちの企業の魅力をアピール!
どの企業もやりがいがあって、楽しそうで
みんな就職したい企業を選ぶのが大変そうでした。
就職希望用紙に就きたい企業を記入し、
その後、就職先が発表されました!
ここでホームのみんなとお別れして、それぞれの企業へ出社します。
初日は、各企業で企業研修が行われました。
仕事の説明を受けたり、社長を決めたり
企業リーダー中心にみんな一生懸命取り組んでいましたね。
次の日から、本格的なお仕事が始まります。
企業研修からやる気に満ち溢れている、みんなの姿が観察できました。
親睦アワー
今年のレクリエーションは、
Entertainerガリレオの企業のみなさんが主催してくれました。
黒川託廊リーダーのお陰もあり大盛り上がりでしたね。
<2日目>
朝の集い
ぼくらの町の1日は、朝の集いから始まります。
木村町長のお話を聞いて、みんなでグーテンモルゲンを歌いました。
また警備会社セキュリタスの社員が前に出て手本となり、
住民みんなで元気一杯、ラジオ体操をしました!
新聞社による新聞販売も好評でしたね。
みんな興味津々に読みふけっていました。
社長会議
社長会議では、各企業の社長達が集まって話し合います。
自分たちの企業についての報告や
他企業の社長とも意見を交換し、交流を深めました。
社会機構
朝食を食べたら、いよいよ企業に赴き仕事の始まりです!
社会機構の時間はホームのみんなとは離れて
“企業グループ”の同僚達と過ごします。
同僚と力を合わせ、元気一杯
仕事に取り組んでいるみんなの姿が眩しかった!
仕事をするだけではなく、休憩の時間には、
自分たちで稼いだお金でカフェに行ったり
レジャー施設で遊んだりと、「ぼくらの町」を楽しみます。
各企業で、みんながどんな業務を行なっていたのかを紹介する
ブログ記事も後日公開予定です。
お楽しみに!!
町議会
各ホームから、一人ずつ選ばれた町議員達が集まり、
「ぼくらの町」の問題点やその解決策など真剣に話し合います。
夕べの集い
企業での時間が終了すると夕べの集いが行われました。
この夕べの集いで、子ども達は企業のグループからホームへと帰っていきます。
町議員のみなさんが「ぼくらの町」の旗を下ろし、
ちんどんさまぁからの宣伝や他企業からのお知らせ を聞いたり、
みんなで歌を歌いました。
夕食
レストランスプーンのみなさんが準備してくれた夕飯を食べます。
ホームリーダーやホームの友達と企業での話に花を咲かせました。
ホームのみんなとの楽しい時間はあっという間に過ぎますね。
サイエンスショー
2日目の夜は、ガリレオ主催のサイエンスショー♪
科学の力を使ったマジックは摩訶不思議!!
液体窒素を使って「ぼくらの町」にいる全員分の
アイスクリームも作ってくれました。
「アイス」コールが鳴り響くほどの大盛況で幕を閉じましたね。
<3日目>
テレビ放送
「ぼくらの町」でどんなことが起きたのか?
そんなニュースを届けてくれるのがSSTVです。
昨日の出来事や企業のCMなど、工夫を凝らしたニュースが放映されました!
夏祭り
3日目の夜は、ぼくらの大社主催の夏祭り!
浴衣を着たら、気分も上がりますね。
やきそばやフランクフルトをみんなで食べたり、
わたがしやかき氷を買ったり、
さらには、射的や腕相撲など、みんなそれぞれの夏祭りを楽しんでいましたね。
キャンドルサービス
夏祭りの後には、キャンドルサービスが行われました。
一人一人、ろうそくの火をみつめながら
サマースクールでの3日間を振り返ります。
たったひとつのロウソクの火が、総勢18名のホームリーダーに渡され
リーダーから子ども達に火が移されました。
みんなのロウソクの火が灯ると明るくなりますね。
「ロウソクは自分を燃やしながら、周りを照らします。」という
篠原校長先生の言葉が心に残りました。
感動につつまれ、みんなで過ごす最後の夜が終わりました。
<4日目>
社会機構の振り返り
企業ごとに振り返りをします。
活動を振り返ることは、自分たちの課題を見つけ、
それを次なる活動へとつなげていくために大事ですよね !
楽しかったこと、大変だったこと、いろんなことを思い出します。
閉校式
3泊4日のサマースクール「ぼくらの町」も
あっという間に最終日を迎えました。
閉校式が「ぼくらの町」最後のプログラムです。
篠原校長から修了証書がホームリーダーに渡され、
ホームで子ども達がお互いに渡します。
4日間の思い出に浸るグループ、みんなでゲームをして遊ぶグループ、
リーダーの話を聞くグループとホームの色が濃く出ていました。
最後の時間をみんな大切に過ごしていましたね。
最後にみんなで記念撮影!!
子どもたちが自分たちで働き、話し合い、作り上げた「ぼくらの町」。
私にとっては平成最後の最高の町になりました。
みんなにとってどんな町になったのでしょうか。
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サマースクール2018「ぼくらの町」を無事終えることができました!
「ぼくらの町」を開催するにあたり、
多くの学生スタッフや大人の方々の協力を頂きました。
本当にありがとうございました。
「来年も絶対来る!」「めっちゃ楽しかった!」という
子どもたちの声が、私たちは本当に嬉しいです。
サマースクール2018「ぼくらの町」を通して
経験した事、学んだ事、出会った仲間の存在が
みんなの心の中に少しでも残ってくれたらと思います。
またどこかでみんなに出会えることを
私たちは本当に楽しみにしています!!
坂本直哉(広島大学2年)