若林珠圭です!
3月29日から4月3日にかけて、ドイツ・ハノーバー市へ子ども使節団として行ってきました。
前回その報告をしたのですが、その続きをしようと思います!
3月31日
生物学センター
この日の最初は「生物学センター」に行きました。
ここは、学校の生物教育のサポートをする施設で130年以上の歴史があります。
まずは土の違い、植物の匂いについて調べました。
どんな匂いか、何の匂いに似ているか、何を思い出すか、などを発表しました。
そして次に様々な種類の虫を触りました!
最初は怖がっていたものの、時間が経つにつれて触っている子の姿が目立ちました!
しかし、これだけでは終わりません!
なんと蛇の登場です!
怖がるのかと思いきや、興味津々!みんな触っていました!
そして、なんと蛇を首に巻くのにも挑戦!
ピース!余裕の表情ですね!
次に外に出てセンター内をまわります。
なんと、くじゃくが放し飼いされていました!
また、普通の植物園は植物を触ることはできないのですが、生物学センターのものは触ってもいいんだそうです。
帰るときには、案内をしてくださった方と握手を交わしていました!
ハノーバー広島友好協会で昼食
友好協会の方が手作りのごはんを作って待っていてくださいました。
食べた後にはみんなでおしゃべりをしたり、トランプをして楽しみました!
おいしいごはんをありがとうございました!
チョコレート工場
続いて、二階建ての電車にのって向かった先はチョコレート工場!
入ってまず目に飛び込んできたのは、大きなチョコレート火山!
火山自体もチョコレートで作られているのですが、実際にチョコレートが吹き出すんですよ!
そして、説明を受けて自分だけのチョコレート作りスタート!
空気を入れないことが美味しいチョコレートを作るコツなんだそうですよ!
好きなトッピングを選んで、思い思いのデコレーションを施します。
チョコレートを冷やしている間に施設内を見学。
チョコレートに関する歴史、チョコレートのでき方を説明してもらったり、
昔のチョコレートを作る機械を実際に動かしたりしてもらいました。
続いて、チョコレートができるまでのドキュメンタリームービーを視聴!
映画を観る前には、商品のチョコレートをいただきました!
そこでいいチョコレートの見分け方を教えてもらったのですが、皆さんはなんだか分かりますか?
・袋を開けた時にカカオのいい香りがする
・チョコレートの表面が輝いている
・噛んだ時に「パキッ」といういい音がする
この3つなんだそうです!
このほかにも様々な展示品を見ているうちに、チョコレートが完成!
一つ一つ綺麗に包装されていました。
4月1日
この日の午前中は各自ホストファミリーと一緒に過ごしました。
家でゆっくりしたり、ヘレンハウゼン王宮庭園、テーマパークに連れて行ってもらったりと各家庭ごとに充実した時間を送りました。
ホストファミリーと出かけている時に、こんなものを発見しました!
広島と友好都市であることを示したプレートです!
街を歩いていて偶然発見し、これにはとても驚きました!
さよならパーティ
そして夕方からは「さよならパーティ」を開いていただきました。
お世話になったホストファミリーと一緒に食事をとったり、ゲームをしたりと、楽しいひと時を過ごしました!
ドイツ語の歌を歌い、
うちわにメッセージを書いてホストファミリーと交換しました!
4月2日
エギディエン教会にてセレモニー
エギディエン教会は1943年に空爆により破壊され、戦争の悲惨さを忘れないために、当時のまま残されています。
8月6日には毎年、祈念式典が行われているそうです。
今回は広島の使節団が来たということで、特別にセレモニーを開いていただきました。
広島の鐘を鳴らし、花輪贈呈を行いました。
セレモニーの後は軽食を済ませ、近くの公園で遊びました。
日本では見ることのないような遊具がたくさんありみんな興味津々!
現地の子どもを交えて鬼ごっこなどもしました!
そして、ついにお別れのときです。
ホストファミリー、お世話になった方々が空港まで見送りに来てくださいました。
別れ際には笑顔だったものの、ホストファミリーの姿が見えなくなった途端、みんな涙を流していました。
4月3日
疲れもあったのか、帰りの飛行機では寝ている子が多かったです。
そして、夕方に広島空港に到着しました。
子ども達の顔を見ていると、出発時に比べ、なんだかたくましい顔表情になっているように感じました。
今回の使節団でも多くの特別な体験をさせてもらいました。
サッカー場やチョコレート工場の見学、セレモニーへの参加、表敬訪問、
など普段では体験できないようなことばかりの、とても充実した6日間となりました。
また、ホームステイでは、言葉がわからない、文化の違う場所で生活することによって、子ども達は様々なことを感じてくれたように思います。
今回のハノーバー訪問で感じ取ったものが、いつか何かの形で生かされることを願っています。
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