一般財団法人 学生サポートセンターが主催する、令和2年度「学生ボランティア活動体験レポート」の
優秀レポートに、本会に所属する高見史織さんのものが選出されました!

レポートは「ぼくらの町」での取り組みに関するものです。

選ばれた15件のレポートのうち、教育の分野では唯一となる「特に優れたレポート」
として選出され、Webページには全文が掲載されています!

 

■選出されたレポートの全文は、以下のページからご覧になれます。
令和2年度「学生ボランティア活動体験レポート」優秀レポート一覧

 
 

◎レポート概要
大  学  名:広島大学
氏  名:高見史織
タイトル:なりたい自分を見つける「きっかけ」
活動分野:その他(教育)

 

◎レポート要旨

私が「10年前の自分に会わせたい大人」は、私自身が持っている良さを引き出してくれる大人であると、社会教育団体「IYAH」での経験から気づけた。

子どもたちが楽しみながら町をつくり、社会に主体的に参加するための資質・能力を養うことを目的とする「ぼくらの町」というイベントで、私は役場を担当し「町おこしコンテスト」を企画した。町への課題と解決策を提示するこの企画は、子どもたちにとって難しいのも当然だと考えていたが、当日は思いもよらず多くの応募があった。コンテストを通して子どもたちは学びを見いだし、自分のやったことに価値を感じていた様子から、私は彼らに、形式的な学びを与えようとしていたことを思い知らされる。

子どもたちは各々が素晴らしい力を持っており、自ら学びを得ることができる。だから教育の役割は、子どもたちが持っているそれぞれの良さを発揮するという経験を通して、自ら学びを得ていく機会をつくることだと気づいた。こうして教師を志す私は、「ぼくらの町」で学んだ経験から、なりたい自分へと歩みだすことができた。

「ボランティア」は、他者のために貢献するというイメージが強いかもしれないが、それはなりたい自分を見つける「きっかけ」となる。その「きっかけ」はすぐそこにあるかもしれない。

 

◎「学生ボランティア活動体験レポート」とは
「団体の活動を通じて得られた貴重な体験を、まだボランティア活動の経験のない学生の皆さんに知って
もらい、共感を得ることによって新たなボランティア活動へと広がっていくこと」を目的とする。
これまでのボランティア活動の体験を通して「ボランティア活動の意義や必要性を多くの学生の皆さん
に伝える」レポートを募集していた。

令和2年度「学生ボランティア活動体験レポート」の募集より一部抜粋)

今回の選出は、本会の活動に賛同してくださる皆様のご支援があってこそだと感じております。
本当にありがとうございます。

今後も「ぼくらの町」をはじめ様々な活動の魅力を、多くの方へ発信していきたいと思っております。

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