こんにちは!
広島大学教育学部1年の堀邊隆晴です。
9/12(土)に行った「2020年度第6回研修」の報告をしたいと思います!
前回に引き続き、今回の研修もオンラインでの開催でした!
今回はどんな内容だったんでしょうか??
研修の内容を2つに分けてお話ししたいと思います!👏👏
1. 前回研修の振り返り
「郷に入っては郷に従え」
このことわざ知ってますか?なんか聞いたことある!って人もいると思います。
(余談ですが、「入って→いって」と読むそうです。まったく知らなかった…💦)
「ある組織に属したときは、その組織の規律に従うべきだ」という意味だそうです。
ある組織に所属してて、ルールやマナーを守らない人を見たら、すごく嫌な気持ちになりますよね・・・。
組織に所属する以上、自分がそうならないように組織のことをよく知る必要があります。
なんで急にこんな話をしたかと言うと、もちろん研修の内容と関係しているからです。
前回研修の中で、組織内で報連相を適切に実行するためには、その組織のことをよく知る必要があるというお話がありました。
そこで上がった疑問点を、今回の研修の中で木村先生が丁寧に説明してくださいました😊
個人が組織に参入していく過程(組織社会化)において、必要な課題は3つあり、その1つとして「文化的課題」というものがあります。組織の中で決められているルールやマナーを知ることがこれに当たります。
先程のことわざはこれに通じるものがありますね。
ちなみに残りの課題は、
役割的課題(組織における個人の役割)、技能的課題(仕事を遂行するための個人の技能)
だそうです。
僕たちがこれを身につけるために、知識、技能はもちろん、組織における力関係、価値観、歴史などを学ぶ必要があります。
組織の中で自分が何を求められているのかを把握して、それにのっとったアプローチをしていきたいですね!
2. 企画評価の方法と実践
突然ですがみなさん、「評価」って何のために行うと思いますか?
勉強、筋トレ、ダイエット・・・。何かに取り組んだら、当然その成果が知りたいですよね!
評価をする目的は、成果を見えるものにする(「見える化」する)ためだと言うことができます。
やって満足で終わらず、良かった点、悪かった点などを振り返ることで「見える化」し、次へ向けて改善していくことが大事なんですね。
企画を評価する場合も同じことが言えます。
ちなみに、企画の「企」は「企てる(何かを実行しようとする)」、「画」は「計画する」という意味で、
企画とは、「何かを実行しようと計画する」ということだそうです。
せっかく計画を立てて実行したのに、評価しないと次へつながらないし、もったいないですよね・・・。
では、どうやって評価していけばいいのでしょうか??
木村先生によると、企画を評価する際、特に重要なことは2つあるそうです。
1つは評価の目的を明確化することです。
企画を実行するときだけでなく、評価するときにも目的を明確に決めます。
評価の方向性を定めることで、脱線することなく、より具体的な振り返りへとつなげることができるんですね。
僕自身、その視点から考えたことがなかったので新たな発見でした!
もう1つはプロセスを適切に評価することです。
いざ評価するとなると、どうしても結果の良し悪しが気になっちゃいますよね・・・。
最初に立てた計画に問題はなかったか、実行の仕方に問題はなかったか。
結果に至るまでのプロセスを適切に評価することで、本当の意味で成果を「見える化」でき、次の企画へ向けて改善することができます。
これを図式化したのが、「PDSサイクル」というものです。
PDSサイクルとは、計画(Plan)を立て、実行し(Do)、結果を振り返り(See)、改善して次に活かす、というサイクルのことだそうです。
企画の評価に限らず、この考えは日常でもいろんな場面で応用が利きそうですよね!
その後、レクチャーを踏まえて、チームごとに分かれて第10期の成果報告会の準備をしました✨
それぞれのチームが10期中にどんな成果を得られたのか聞けるのが楽しみです!!
最後に
今回で第10期の研修が全て終わりました😊
春からここまで6回研修をやってきましたが、本当にあっという間でした。
僕自身、研修を通して学校ではなかなかできないような学びを経験することができたと実感しています。
新たに始まった11期もイベント盛りだくさんで、すごく楽しみです😊
10期でのみんなの頑張りに拍手を送り、11期も張り切っていきましょう!!