こんにちは!
今年から広島国際青少年協会(IYAH)に入った、 広島大学教育学部1年第一類特別支援教育教員養成コースの多賀麻由来です。
7月27日(土)〜28日(日)に行われた、2020年度第2回研修のプログラムの1つである目標設定の意義について書きます。
まず、目標設定の意義についての話を聞きました。
人はどうして目標を立てるのか?
それは、目標を立てることに3つの利点があるからです。
目標を設定する事の3つの利点
①モチベーションが湧く
②目的が実現しやすい
③PDCAサイクルが回せる
②目的が実現しやすい
③PDCAサイクルが回せる
①について、いつ・何を・どのようにといった、明確な目標があることで、行動を起こすやる気が湧きます!
②について、目標がある事で自分がどこに向かえば良いのかがはっきりするので、道を見失う事なく目的を実現することができます。
③のPDCAサイクルとは、PLAN(計画を立てる)、DO(計画を実行する)、CHECK(計画を評価する)、ACT(評価を踏まえた改善策を練る)を繰り返すことにより実現したい理想へと近づいていくという継続的改善手法です。目標がなければPDCAサイクルのCHECK(評価)をする事ができません。目標という基準を持つ事が大事です!PDCAサイクルを回すことで、何度も評価が繰り返され、計画の精度を高めることができます。
では、目標を立てる際に何に気をつけたら良いのでしょうか。
それは以下の3つになります!
成果に繋がる目標を立てる時の3つの条件
①やるべき・やりたい・できるの3つを満たす目標を考える事
②行為目標を立てる
③SMARTな目標を立てる
②行為目標を立てる
③SMARTな目標を立てる
①については、組織と個人にとっての「やるべき、したい、できる」を考えることが重要です。なぜなら、組織と個人の2つの目標が、近ければ近いほど、両者の力を合わせることができるからです。
②の行為目標とは、〇〇のために〜〜すると言った具体的な行動に関する目標のことです。行為目標があることで、何をすべきかが明確になります。
③のSMARTな目標とは
Specific(具体的な)
Measurable(測定可能な)
Agree on(同意できる、達成したいと心から思える)
Realistic(現実的な)
Timely(期限が明確な、今取り組むべき課題)
の頭文字をとった目標のことです。
このような、効果的な目標設定をする為に必要な知識をたくさん教わりました!
その後、チームに分かれて達成したい目標などを共有し合いました。3つのコツを意識しながら目標を立てることは難しかったですが、学びを深めることに繋がり、良い経験になりました。
今回の話では、目標を立てる時の基本となることについても学びました。初めて聞く内容も多かったのでリーダーノートを読み返してしっかり復習していきたいです。そして学んだことを、今後目標設定をする際に活用していきたいです!