こんにちは!

今年から広島国際青少年協会に入った、

広島大学教育学部1年第一類特別支援教育教員養成コースの村田涼です。

614日(日)に行われた「おうちで!自学の日」について報告します。

 

 

「自学の日」とは、小学生から大学生までみんなで集まって時間いっぱい集中し、自学に取り組むという活動です。勉強の合間には楽しいレクリエーションも行います!

 

 

今回は新型コロナウイルスの影響もあり、前回のダイアローグ・プレイスに引き続きオンラインで行いました。

(ぜひ、前回のダイアローグ・プレイスの記事も読んでみてください!)

 

内容の質はそのままに、オンラインならではの活動を取り入れることで、

いつもの「自学の日」よりさらにパワーアップした「おうちで!自学の日」になりましたよ!

 

前回の「おうちで!自学の日」は午後のみの開催だったのですが、

「もっと集中して取り組みたい」「もう少し長い時間みんなと勉強に集中したい」という声が多く寄せられたため、今回は午前・午後の2部構成で行いました。

 

 

午前の部

午前中のキーワードは“選択と集中”でした。

まずは黒川リーダーからのお話。

勉強内容は自分で考え将来のために努力する時間を選択すること。

 

それは例えば、YouTuberを本気で目指して努力しているのであればYouTubeを見るでもよい、ということでした。自分で目標設定をし、その道を歩むこと「自学」と表現していました。

 

事実、中には絵画の勉強をし、画面上でとんでもなく上手な絵を描き進めているリーダーもいました。

そんな背中を子どもに示せるということが広島国際青少年協会のいいところなのかな、と感じました。

 

また、自学のルールとして黒川リーダーは

「集中力が切れたら休憩しても良い。ただし、全体にチャットで休憩しますと宣言してカメラ画面から離れ、5分たったら戻ってきてまたみんなの前で一生懸命自学しなさい。」

というものを設けていました。

集中力の長短は人によるけれど、それを自身でコントロールすれば

同じ時間でもより効率的学ぶことが出来るというのです。

 

自身の受験自体を振り返ってもその通りでした。気づいたら集中力が低下しているときというのはかなりよくあることで、得てして休憩をはさむと勉強効率が上がったものでした。

(私も早いうちにそういうのを教えてもらいたかったです。笑)

 

自分自身で休憩するという時間を“選択”し、“集中”するというテーマに沿った勉強時間を皆さん過ごすことができたのではないでしょうか。

実際に私もZoomをつないでの自学時間が始まると、みんなが集中して自学に取り組んでいる様子をしっかりと見ることができたため、

「自分も頑張らなきゃ!」という気持ちでより集中して自学に取り組むことができました。

 

 

ここ最近はコロナウイルスの影響もあってなかなか家の外に出づらいですよね。

 

家の中にいるとどうしてもぐうたらしてしまう、

やらなきゃいけない課題があるのにやらずに1日が終わっちゃった、なんてことありませんか?

 

そんな時間の使い方ってとってももったいないんです。

 

ポイントは

「自分の大切な時間を、大事なことのために使うという選択」

 

日曜の朝から集中して勉強することができるという今回の「おうちで!自学の日」を良いきっかけとして、日曜の朝に限らず、自分で時間を決めてしっかりと自学する習慣をつけていきたいですね。

 

 

昼食タイム

午前の部が終わったら昼食タイム

今回はみんなが所属する、フェニックス・ペガサス・フィリップの3チームにそれぞれ分かれて、

おしゃべりしながらお昼ごはんを食べました。

ちなみに私の所属するフィリップグループでは、まず簡単な自己紹介とその日のお昼ごはんの紹介をしました。

初めて顔を合わせる人ともたくさんお話しできました。

なかなか人と会うことのできないこの時期に、こうやってみんなでおしゃべりできる機会があるってとっても貴重なことだな、と感じました。本当に楽しかったです!

 

 

午後の部

お腹も心も満たして、程よく休憩できたところで午後の部の自学が始まりました。

午後の部は40分×2セットの合計80分間の自学です。

午後は「己を知る」をテーマに自学を進めました。

目標と自分の現状を比較することでより己についての理解を深めることができるのです。

そこで自学をする前に45人のグループに分かれ、それぞれが午後の部における自学の目標を立てて、それを共有しました。

ちなみに私は「期末レポートを1つ終わらせる!」という目標を立て、グループの人に宣言して午後の自学に取り組みましたよ。

誰かに目標を宣言するとより一層やる気が出るような気がしますよね!

 

また全員の勉強する姿を見ることのできた午前の部とは異なり、

午後の部ではグループに分かれたためZoomの画面に表示されるのは34人程度。

人数が少ない分、よりしっかりお互いの勉強している様子を見ることができ、大人数での自学のときとは違う緊張感がありました

 

 

午後の部最初の40分が終わったところで、みんな待ちに待ったレクリエーションの時間がスタート!

今回のレクリエーションは『漢字ゲーム』

 

先程の45人のグループで協力し合いながら、Zoomの画面上で、みんなの体を使って一つの漢字を作って写真に収めるというゲームです。

10分間で一番多くの漢字を作ることができたグループの勝ち、ということで

グループでのチームワークが重要でした!

 

たった10分間で8個もの漢字をつくることのできたチームもありましたね。すごい!

ちなみにこの写真は実際にゲームの中で「水」という漢字を作ったものです。

きれいに形が再現できていますよね!

それぞれのグループがいろんな漢字を作っていて、みんなの発想が面白かったです!

 

楽しいレクリエーションで気分もリフレッシュできたところで、午後の部の後半が始まりました。

みんなすぐに勉強モードに切り替えて、とっても集中できていましたね!

 

 

午後の部の後半が終わってからみんなで振り返りをしました。
ここで黒川リーダーから午後のテーマ『己を知る』と絡めてお話がありました。

黒川リーダーの素敵なお話
・目標達成ができることはもちろん素晴らしいことである
・しかし、できるかどうかはそんなに大事なことではない
・本当に大切なのは自分の立てた目標と、実際の実行力との差を知ることが大事!
・そこに差があることがわかれば次はもっと良い目標がたてられる

 

つまり、

目標を立てて自分の実行力のを知り、さらに良い目標設定をしていこう!

というお話でした。

 

目標を達成できた人もいればできなかった人もいたと思いますが、黒川リーダーの今回のお話を通して、目標を立てる意味を知れてよかったな、という納得の表情も多くありました。

またみんなそれぞれ集中して自学できたという達成感が表情によく表れていて、きっと充実した時間になったんだろうなと感じました。

 

私も、この考え方なら目標を達成できなくてもすぐに切り替えて次につなげようという気持ちになりやすくなると思いました。

また自分のモチベーションを維持しやすくなって一石二鳥なんじゃないか!とも個人的には思いました。

学習を継続的に行っていくにはモチベーションの維持がとっても大切ですからね!

 

 

最後に。

私は「おうちで!自学の日」に初めて参加したのですが、

一人じゃどうしてもだらけてしまう私でもみんなと一緒に勉強することで長時間集中することができ、とっても充実した1日になりました!

 

ちなみに私は午前と午後でそれぞれ1つずつ期末レポートの課題を完成させることができ、週明けからスッキリした気分で授業を受けることができました。参加できてよかったー!

 

広島国際青少年協会には広大生や医学部生、東京大学のOBも多く、中にはプロのデザイナー等、様々な分野で頼れる方が多くいらっしゃいます。

受験勉強はもちろん人生相談で頼れる先輩の多いところがこの団体の良さの一つですね。

今日の自学の日は”自学”だったので質問などはしなかったのですが、大学の課題など気になることや進路相談など、今後は貪欲に先輩を頼っていこうと思います。笑

 

参加してくれたみんなも「時間を決めて、誘惑に負けず、集中して勉強に取り組むこと」を一緒にする仲間がいて心強かったのではないでしょうか。

学校とも塾とも違う、みんなで高め合える第三の学びの場があるということ自体私にはとても新鮮でした。

このことはこの団体での活動の醍醐味の一つなのではないでしょうか。

 

自分一人で勉強するときにも今回の経験を生かせそうですね。

気になったあなたはぜひ、次回の「おうちで!自学の日」に参加してください!

 

 

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